相談内容は要点をまとめておくことが重要!

「ホウ・レン・ソウ」は仕事の基本と言われていますが、その中の相談を上手くできない人が多いもの事実です。その理由は、「今更こんなことを聞くのは恥ずかしい」とか「上司に嫌がれたことがある」などが挙げられています。けれども、聞かぬは一生の恥という言葉があるように、仕事で困っているときにはきちんと誰かに相談しておかなければ後で困ることになります。

では、大切なことはどのように相談すれば良いのでしょうか?まずは、相談したい内容を自分の中でしっかり整理することが重要になります。上司は部下の成長につながることは何でも教えたいと思っています。だから、要点をまとめて相談すれば、あらゆることに活かせるヒントにもなるでしょう。

例えば、問題が生じた時に、その場をどうしたらやり過ごせるのかではなく、同じことを繰り返さない方法も含めた相談をすることが理想的です。そうすれば、今後同じような問題が発生しないように、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。けれども、対処法だけ聞いて、その場しのぎにしてしまうと、同じようなミスを繰り返す可能性があり、失敗を次に生かせなくなります。だから、仕事の相談をする時には、問題解決と併せて自分の成長につながるようなことも聞くようにしましょう。

そして、相談に乗ってもらう時には必ずメモを取り、一度聞いたら忘れないというスタンスを取ることも大事です。また、タイミングも非常に大切なことですが、急を要することは速やかに聞くようにしてください。トラブル時は時間が経てば対処が難しくなることもあるからです。例え上司が忙しくしていても、手短に状況を説明して指示を仰ぐようにしましょう。そして、手短に対処を指示されたら、後でその原因と今後の対策をまとめることもポイントです。