上司に仕事量の相談をする時のポイント

職場によっては「自分一人でこなすには仕事量が多すぎる」というケースがあります。近年では労働時間の問題であったり、過労による精神的な病気を抱えてしまったりすることも多いようなので、自分ではこなせない量の仕事を任せられている時には、上司に相談をして調整してもらう必要があります。

その際、自分から積極的に上司と話す機会を設けることがポイントであり、どのような状況に陥っているのかを詳しく説明することが大切です。一定量の仕事を任せられることは、実力を評価されているといえます。会社によっては上司に相談することで、アドバイスを貰えたり、相談役のメンターを紹介してくれます。自分だけで悩んでしまっていては有効な解決策を見つけられないことが多くなるために、上司に話してみることが有効な方法と言えるでしょう。

ただし、話の切り出し方を工夫することは必要です。抱えている職務の量をしっかりとアピールして、全体の職務を完了させるまでにどれぐらいの時間がかかっているのかを述べ、自分には負担が大きいことを詳しく話すようにしなければなりません。また、単独ではなくチームで職務をこなすことも大切なので、同僚に助けを求めるスキルを身に付けておくことも、自分を守る手段になります。どのような職務や手続きに時間がかかっているのか内容を伝えて、仕事で感じた悩みの改善策を提案できるようにしておくと、尚良いでしょう。

さらに、忙しすぎて仕事へのモチベーションが保てなくなったりした時には、会社の外部に解決の依頼をする方法もあります。外部の専門家に自分の状況を改善するためのアドバイスをしてもらうと、客観的な意見も聞けるので、冷静な判断ができる可能性は高くなります。